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新品 :unagino-nedoko-m_marusankakushikaku-1 中古 :unagino-nedoko-m_marusankakushikaku-11 |
メーカー | パンツ | 発売日 | 2025-06-15 | 定価 | 13,651円 | ||
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原型 | パンツ | ||||||||
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「まるさんかくしかく」では、よこ糸をくくりで染め分けて柄をつくる「よこ絣」の技法で柄を表現しています。6つの図形を組み合わせ、すべての柄が一本のMONPEに入るように仕上げました。たて糸には細い縞が入っており、濃淡のある色味になっています。揺らぎのある模様も相まって、ポップだけど派手すぎない、深みのある印象になりました。
福岡県南部の筑後地域で生産される久留米絣は、旧式のシャトル織機を使用し、空気を含みながらゆったりと織ることで生まれる柔らかな風合いも特徴の一つです。
使い込むほどにクタッと体に馴染んでいきます。通気性・吸水性がよく、乾きも早いので夏は特に活躍します。
生地の厚さはベーシックタイプです。
柄の配置は生地の裁断位置によって異なります。それぞれに違う柄の入り方もお楽しみいただけたらと思います。
※オンラインショップでは柄の配置をお選び頂けません。あらかじめご了承ください。
うなぎの寝床が考える、久留米絣の特徴久留米絣には大きく分けて2つの代表的な特徴あると考えています。
1つは、生地の風合いの良さ。これは、60年以上前の昔ながらのシャトル織機を使用しているからです。現代の織機と比べると織る速度はゆっくりですが、ゆっくり織られるからこそ、糸に必要以上の負荷がかからず、やわらかく風合いのある生地を織り上げることができます。
そして、もう1つの特徴が柄や模様の作り方です。久留米絣の多様な柄と模様は、プリントではなく、織る前に糸を1本1本染め分け、その糸を織ることで柄を作っていきます。糸が染まった部分、染まっていない部分を合わせたり、ずらしたりすることで柄を表現します。
経(たて)糸を染め分けるのか、緯(よこ)糸を染め分けるのか、先染めした単色の糸を使うのかなどで、無地、縞、チェック、たて絣、よこ絣、たてよこ絣、つまみ染、文人絣などの様々な種類の柄や模様を作ります。「くくり」も「染め」も「織り」も機械は使っていますが、昔ながらの機械のため必ずの人の手を必要とします。この人の手を介するという部分も久留米絣の面白み、味わい深い部分でもあります。
*藍染手織りの生地など、全て人の手作業だけで作られる久留米絣もあります。
色は3色レッド、ブルー。グリーンの3色展開。
レッド
ブルー
グリーン
大小の「◯△□」が並んだポップな柄。その一方で、この世の存在すべてを3つの図形に代表させ「大宇宙」を表すなど、この単純な図形たちは多くの解釈をされてきたと言われています。
柄を何と見立てるか、解釈は様々ですが、「◯△□」の並びに人それぞれが意味を持たすことができるのが面白いと思います。
先人がつけた意味を知ったり、自分で意味を想像したり、それぞれ違う見方を共有し合うことも久留米絣の柄の楽しみ方の一つです。まる、さんかく、しかく、あなたには何に見えますか?
※モニターの発色具体によって実際のものと色が異なる場合があります。