◆ 商品説明 |
昭和20年代から30年代の日本の子供たちの姿を鮮やかに描き出すシリーズのBOX。『記録映画編』『児童映画編1~4』『社会科教材映画編』の全6巻に加え、昭和20年代と平成の日本の姿との比較、主役を演じた子役たちの再会を特典映像として収録。 <仕様> DVD ■品番:YZCV-8091 ■JAN:4515514080913 ■発売日:2013.03.13 形式: Black & White 言語: 日本語 リージョンコード: リージョン2 画面サイズ: 1.33:1 ディスク枚数: 7 販売元: ケー・シー・ワークス 発売日 2013/03/13 時間: 639 分 <収録内容> ■第一巻 記録映画編 「こどもグラフ」第一号~第八号(昭和24年~昭和25年)) [作品内容] ○第一号 学校だより「先生一人 生徒三人」(北海道八雲町立大里小学校) ○第二号 学校だより「ぼくらのしんぶん」(東京桜田小学校/交通博物館) 「湯川博士にノーベル賞」 「オドールおじさん」(サンフランシスコ・シールズ来日) ○第三号 学校だより「雪ぐにの小学生」(新潟県小千谷) 「まんがのおじさん」(横山隆一) 「リズムあそび」 ○第四号 学校だより「雪よふれふれ」(岩手県盛岡市) 「おもちゃのオーケストラ」 「つばめ号のはなし」 ○第五号 学校だより「松島のこどもたち」(宮城県宮城郡浦戸小学校) 「たのしく走ろう」(織田幹夫) ○第六号 学校だより「彫刻の村」(滋賀県坂田郡醒井小学校) 「こども野球教室 ボールのなげかた」(中村先生) ○第七号 学校だより「こどもの町」(岐阜県菅田町菅田小学校) 「どうぶつニュース」(北海道 稚のあざらし) ○第八号 学校だより「フォークダンス」(福岡県田隅小学校) 「かみの工作」(折り紙 切り紙飛行機) 他 (「こどもニュース」No.2~No.6(昭和21年~昭和22年)) [作品内容] ○No.2「八丈島のコドモ」(八丈島末吉國民學校) 「良い子のたより」(東京と秋田の子供たちの交流)「学生さんありがとう」(品川駅で引揚者の世話をする学生たち) 「夏休みの一日」(東京/井ノ野頭公園) ○No.3「木陰の集い」(東京都緑陰子供会) 「カガシくらべ」(埼玉県熊谷市) 「海の幸」(神奈川県三崎港/マグロの水揚)「テント病院」(渋谷駅前/結核予防協会の活動) ※タイトル欠落 ○No.4「子供のための劇団」(劇団東童の「ドンキ・ホーテ」) 「南極へ捕鯨船」(捕鯨船 橋立丸の出航) ○No.5「ボクたちの教室」(千葉師範付属小/自由工作教室) 「小バトだより」(トレーラーバス[荻窪→東京駅]) ○No.6「こどもの声」(東京・四ツ谷第六小/全国少年協議会) 「小鳥よ来い」(東京・芝・サンコウ小/小鳥の巣箱づくり)「新しい農業」 「イネの花」 「小さなオーケストラ」(なかよし管弦楽団) (「昭和こども向けニュース映像」(製作年不詳)) [作品内容] ○「北京に生れた國立美術学校」(北支那) 「こんな獸を御存知ですか?」(大阪天王寺動物園) 「石鹸の思ひつき」「暗の空を飛ぶ」(ドイツ) ■第二巻 児童映画編1 (「こども議会」(昭和22年)) [作品内容] 雨具がない生徒が多く、雨の日は登校できる生徒が少なく、授業もままならない小学校の生徒たちが、雨具のない生徒を雨の日でも登校できるよう、“こども議会"を開いて意見を出し合い、こどもたち自身で解決策を決めて実行にうつす。これをきっかけに、こどもたちで話し合う“こども議会"が学校に根づいていく。 (「新しい教室」(昭和23年)) [作品内容] ○「ある小学校のある教室での話」 グループ発表や課外授業など、子供たちの自主性を大切にした学習を行なっている小学校で、勉強嫌いで遊び好きの少年“横山君"が、音楽や課外授業で思わぬ才能を発揮し、クラスの仲間に認められ、勉強の楽しさを知ってゆく姿を描いている。 (「機関車小僧」(昭和24年)) [作品内容] 戦争で両親を失い、かじやのおじの家に引き取られた少年“明"は、亡くなった父親と同じ“機関士"になりたいという夢を抱いている。そのために、知合いの機関士“市三"に鉄道関係の本を借り、自分なりの勉強をしていた。そんな時、住込みで働きに出ている姉“ゆみ子"が、明のもとへやってくる。一緒に住むために迎えに来たはずだったが、事情が許さず、またしばらく別々に暮らすことになる。しかし、明が機関士になりたければ、全力で応援するといった姉の言葉で、明は機関士になることを決意する。 ■第三巻 児童映画編2 (「鶴と子供たち」(昭和24年)) [作品内容] 鹿児島の親類の家に母と供に疎開している少年“忠雄"は、早く東京で暮らす父親と一緒に住むことを願っていた。そんな中、学校の自由研究で、地元に飛来する天然記念物の“鶴"の生態を、地元の女の子“三枝子"と調べることになる。ガキ大将の“清"たちのジャマが入ったりするが、順調に調べは進む。そんな時、怪我をした子鶴を助け、親鶴と一緒に北へ帰れるよう一生懸命に看護する。子鶴を通じて仲良くなった忠雄と清たちは、研究対象として連れていかれそうになる子鶴を守り、親鶴の元へ帰そうと奔走する。果たして子鶴の運命は…。 (「水晶山の少年」(昭和24年)) [作品内容] 山にキャンプに来ていた“太郎"は、川で溺れているところを、山の少年“銀造"に助けられる。銀造は父親に先立たれ一人で山に住んでいた。それは、父親が見つけた“水晶山"を見つけるためだった。そして今度は、水晶山を狙う悪漢に襲われ、水晶山の在処を示す地図を奪われ、崖から転落した銀造を太郎たちが助ける。事情を知った太郎たちは、銀造と供に水晶山へ向かう。その後を、出かけていた太郎の兄たちも追う。果たして銀造たちは水晶山を見つけることができるのか。また、悪漢たちとの対決の行方は。 (「ああこの一球」(昭和25年)) [作品内容] 野球好きな中学生たちが、それぞれにチームを作り練習をしようとするが、練習する場所が少なく、他のチームと争うことになる。そんな中、争い事から試合で決着をつけることになる。試合が終った後、勝敗に関わらず、 お互いに野球を通じて仲間意識が生まれる。なかよしになった中学生たちは、みんなが野球を通じてなかよくなるために、“なかよし野球大会"を開くことにする。しかし、大会に出られない子供たちの不満は、野球道具盗難事件を引き起こす。 ■第四巻 社会科教材映画 (「流れ作業」(昭和25年)) [作品内容] 子供たちに、社会のしくみを分かり易く教える社会科教材映画。自動車が完成するまでの製造工程を説明し、流れ作業のしくみ、大切さを教える作品。 (「小売店の仕事」(昭和26年)) [作品内容] 子供たちに、社会のしくみを分かり易く教える社会科教材映画。文房具店の息子“二郎"が、家業に興味を持ち、父に小売店の仕事、商品流通のしくみを教えてもらう。 (「ラジオの役割」(昭和26年)) [作品内容] 子供たちに、社会のしくみを分かり易く教える社会科教材映画。地方での児童の集団結核感染のニュースを通し、ラジオ局の仕事、社会での役割、影響について描いた作品。 (「わたしたちの新聞」(昭和26年)) [作品内容] 子供たちに、社会のしくみを分かり易く教える社会科教材映画。生徒たちが運営する学校新聞が取り上げた、野球と校庭の問題が、生徒たちの自主的な校庭の使い方へと発展していく。 (「光にたつ子供たち」(昭和21年)) [作品内容] ある山村の生徒の自主性を伸ばす教育に取り組む学校で、生徒たちが学校図書館を作る計画をする。そして、まず始めに生徒たちは、自分たちの村の歴史を調べることにする。戦後の民主主義で変わる学校の姿を描いた作品。 ■第五巻 児童映画編3 (「消えた仔牛」(昭和24年)) [作品内容] 農繁期には家の手伝いをしなければならない子供たちの現状を憂う教師と、彼の友人の役人が、村の因習に阻まれながら、“ノボル"の家の田の荒おこしを手伝うため借り出された学校の仔牛の失踪をきっかけに、村の農民たちが協同耕作を始める。新しい農村の在り方を示した作品。 (「ぼくらの教室」(昭和23年)) [作品内容] 川崎の小学生たちが、社会科の学習で、自分たちの町の駅(稲田登戸駅)での、電車の運行や乗降客の数などを調べる。そして、駅員さんの仕事の大変さ、鉄道の重要性を知る。 (「朝風に乗って」(昭和25年)) [作品内容] 地方都市(松戸市)に住む中学生“行雄"は、誕生日に新しい自転車が欲しいと思っていた。そんな時、大阪の叔父さんから誕生日のお小遣い\2000円が、小切手で郵送されてくる。そのお金と、父から残りのお金を出してもらい新しい自転車を買おうとしたが、父に断わられ 、仲良しの“二郎"と銀行へ行く。二郎が、父の工場の経営を助けるため自分の貯金をおろすのを知った行雄は、\2000円を二郎に渡す。二郎は、父親と一緒に行雄の父の会社を訪ね、事の成りゆきを説明する。 ■第六巻 児童映画編4 (「清らかに美しく」(昭和24年)) [作品内容] 東京中野の中学校を舞台に、学校をよくするために、生徒が自主的に種々な試みをしていく。そして、その輪が広がり、生徒、教師、PTAが協力し、学校に柵を作る工事を行う。 (「ポンせんべい」(昭和25年)) [作品内容] ある漁村の少女“富子"は、家計を助けるため奉公にでようとする。しかし、戦後、子供の労働が問題となり、富子は奉公を断られる。代りに姉が奉公に出、そのおかげで、兄がポンせんべい屋を始め、富子も、学校にいきながら、その手伝いをする。戦後の子供の就労問を取り上げた作品。 (「谷間の少女」(昭和23年)) [作品内容] 栃木県の山奥に住む少女“キサ"は、炭焼を家業とする家の娘で、父親がキサを学校へ行かせるため山を下り、村へやってきた。学校にも慣れた学芸会前夜、火事が起き、炭焼の釜が壊れてしまう。釜を作り直すため、学校を休み手伝うキサ。そのことを知った同級生たちが、釜 作りを手伝い、新しい釜が完成する。無事炭の出荷ができ、キサはまた学校へ通えるようになる。山村の生活の厳しさと子供たちの友情の美しさを描いた作品。 |